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【韓国】留学レポート②

【派遣先】韓国外国語大学   【留学期間】2017年2月~派遣中
行政政策学類3年 本澤 彩

 留学生活も半年が経ち、折り返し地点になりました。韓国で半年間生活するなかで、留学当初よりも成長した点、自分から新しいことに挑戦した結果、新たな発見をすることができ、自分の力で解決することができるようになったことも多くなった気がします。この中間レポートでは、私が韓国外国語大学校で今までどんな勉強や経験をしたか、具体的に紹介したいと思います。

 

学校生活について

学習面

 大学では、交換留学生として学部の授業と、語学堂での韓国語の授業の2種類を受けています。学部の授業に関しては、6~8月の間は、大学が夏休みのためありませんでしたが、その間に語学堂の夏学期が開講したため、変わらず毎日学校に行き勉強をしました。

 夏学期のクラスは、前学期の結果で上のレベルに進級することができたので、クラスメートとより積極的に韓国語でコミュニケーションをとりながら授業を受けることができたと思います。担任の先生がとても指導に熱心で、生活面、精神面のことも気にかけてくださるので、ストレスの少ない環境のなかで、思いっきり韓国語を学べたことがとても良かったです。

 夏学期のなかで特に印象に残っているのは、期末試験で行った演劇試験です。私は中国人のクラスメートとグループを組みました。台本も演出も一から自分たちの力で考え、放課後何度もミーティングと練習をしました。意見が思うように理解できなかったり、先生からたくさんのダメ出しを受けたりと、一筋縄ではいかない部分もたくさんあったのですが、いざ終えてみると大きな達成感を感じることができ、友達との友情も深まり、貴重な経験ができた喜びを感じました。

 また、特に嬉しかったことは、夏学期の修了式で賞を頂いたことです。中間・期末試験の点数、授業へ取り組む態度、積極性、出欠などから、模範になる学生の姿であるとして「模範賞」と奨学金を頂きました。努力を認めてもらったこと、自分自身の韓国語学習の自信につながる良い機会でした。

課外活動

 課外活動は主にダンスサークル「HUFSDOVY」での活動です。
 夏の行事や大会がたくさんあったため、ほぼ毎日練習がありました。ダンスイベントに招待チームとして参加したり、他大学のダンスサークルと作品を作ったりしました。最近は、ダンスバトルに出るようにもなりました。ダンスイベントへ行くたびに他大学の顔見知りのダンサーが増えたことが嬉しかったです。

 他には、韓国人の友達と一緒に、ソウルから少し離れたところにあるペンションを借りて宿泊したことも、夏の良い思い出になりました。

 

半年経って感じたこと

 交換留学生として韓国に行く前は、「自分自身の能力を伸ばしたい」「福島大学の代表として何かしたい」など、今思うと、かなり理想が高かったと思います。
 しかし、実際生活を始めてみると、うまくいかない事が多く、身の回りのことでさえも友達に助けてもらうほどでした。自分のことで精一杯で、理想と現実のギャップを感じました。ひとつの行動をするのに(例えば、健康診断をするとか銀行に行くなど)、それを日本で行う時の倍、またはそれ以上の労力が必要で、疲れることもありました。また、韓国と日本が距離的に近いこと、ましてやソウルにある外国語大学校であるため、「自分が日本人留学生だ」ということは特別なことではなく、自分から韓国人の輪に入っていかないと気にも留めてもらえないんじゃないか、と思ったこともありました。

 はじめの3ヶ月は生活に慣れることに集中し、そこからは視野を広く持つ努力をしました。例えば語学堂の授業で、いつも受け身の姿勢で板書ばかりしているのではなく、発言をする。質問されたら「はい、いいえ」で終わらせるのではなく、何か付け足して返す。また、プライベートでは食事をしながら、お酒を飲みながら、たくさん話をして相手のことをよく知る(何度も酔いつぶれました)、サークルでは、同期(1998、99年生)より年上であり、ダンス歴が他の人より長いことから振付を担当してみる、などです。

 もちろん思った通りに全てがうまくいくとは限りませんでしたが少しずつ変わっていったと思います。「これ、少し前の自分じゃできなかったな」と自分自身で振り返りながら問いかけたりもしました。最近は韓国人の友達に「私も後々海外に留学したいけど、その時は彩のようにアクティブにいろいろやってみたい」と言われ、とても感動し、この調子でこれからも頑張ろうと思いました。

終わりに

 留学生活を半年残し、新たにやりたいことや、やらなくてはいけないこともたくさんあると思っています。つい最近、福島大学で海外の学生を対象に行っていた「食」に対するアンケート調査のデータ集めに協力した時、福島を知らない人、知っていてもあまり良い印象をもっていない人がいる、という現実を目の当たりにしました。今の自分なら以前より、語学力的にも知識的にも、その考えを少しでも良い方にもっていけるかもしれないと思っています。わざわざ大きな舞台で発表するだけでなく、日頃の付き合いのなかでさりげなくその話題に触れることに意味があると私は思います。

 また、留学している外国人の友達は、「韓国の大学院に合格できる語学力をつけたい」「通訳者・翻訳者になりたい」など明確な目的をもって勉強しています。私も「自由に会話がしたい」「TOPIK6級に合格したい」といった目標はあるものの、その先を考える必要があるなと感じました。留学が終わったら就活を始める予定なので、この1年間の貴重な経験をどう生かすか今から考えたいと思います。

 最後に、サポートしてくださっている福島大学の先生方や国際交流センターの方々、家族、友達、先輩方に感謝の気持ちを忘れずに、あと半年気を引き締めて、楽しむときも頑張るときも全力で取り組みたいです。