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【中国】最終レポート①

【派遣先】華東師範大学   【留学期間】2017年2月~2018年1月
人間発達文化学類3年 本田 理沙

はじめに

 中国上海、華東師範大学での一年間の交換留学を終え、今年の一月末に日本に無事帰国しました。この一年は、私にとって一生忘れられないもとなりました。

 留学のきっかけは、ただ海外に行きたい、という単純なものでした。2年の夏にオーストラリア5週間の短期留学に参加したのですが、その影響がとても大きかったため、海外にもっと行ってみたいと思うようになりました。私の第一希望は英語圏でしたが、TOEICを受けたことがなく、英語力も高くありませんでした。しかし、中国は何も基準はない上に、奨学金もありました。社会人になってからは、きっとこんな機会はないと思ったことと、中国と上海の良い話を聞いて、留学することを決めました。(実は中国についたばかりのころ、環境に慣れず、英語圏に行きたかった、オーストラリアのような景色を見たかった、などと後悔しましたが、今は中国でよかったと思っています!(笑))

 私は人間発達文化学類に所属していて、もともと海外に興味があったのですが、人間発達ではあまり国際的な活動が行われません。そこで私はこの大学でよかったのかなと自分の選択を振り返ることがありました。学校や学部を変えたいと思ったこともありましたが、留学に行ったおかげで語学力の向上や異文化についての理解が深まったこと、また、外国がより身近になり、自分のやりたいことが達成でき、今は自分の状況にも満足しています。そういった意味でも一年間の留学をして本当に良かったと思います。

経験したこと、得たこと

中国語

 留学中の一番大きな収穫は、もちろん中国語力だと思います。中国語での「わからない」も分からないまま、ほぼゼロの状態で私は去年の2月、中国に飛び立ちました。留学を決めた秋くらいから中国語初級を聴講し、同時期に重慶に留学に行くせえなさんと一緒に、手代木先生から中国語の基本の発音を教えていただきましたが、わずかな期間であったため、少し中国語に触れる、といったような感じのものでした。

 一年間というのは、語学を学ぶのに十分とは言えませんが、いい期間だと思います。結果、私は一年間でHSKという中国語テストの6級(最上級)にギリギリで合格することができました。一年間勉強すれば、普通の日常会話はもちろん、ドラマなども日本語字幕なしで大体分かるようになります。簡単な小説を読んだり、また簡単な新聞などもわかるようになります。また、中国語ができる日本人はあまりいないため、少しできると「すごい!」と中国人に褒められます(笑)

 しかし、日本に帰ってきて、中国人と触れる機会がなくなり、その忘れるスピードの速さに驚いています。そこで最近は福大の中国人留学生のバディを始めました。また、前に中国に行っていた先輩から日本語ボランティア教室を紹介してもらい、時間があるときはお邪魔させてもらい、中国人とかかわったりしています。私は中国のドラマ、バラエティが好きで、毎日のように見ることで、リスニング力、表現力をつけるようにしています。これからも中国語能力を維持、向上していきたいと思います。また、帰国後は、通訳の一日アルバイトをさせてもらいました。初めての通訳で、その難しさを感じました。

 ちなみに、前のレポートにも書きましたが、中国でのクラスは、多種多様な国の学生と一緒で、とても楽しく毎日勉強することができました。後期はパワーポイントを使ってプレゼンすることが増え、中国語で発表しました。最初は「思い出深いこと」といった簡単なテーマから始まり、最後は「現代の社会問題について」話をしました。また、中国語での人狼ゲームも面白かったです。


▲後期のクラス 日本人、韓国人、イタリア人、イラン人と。年齢も様々。

福島県上海事務所でのインターン

 私は、同じ福大生で後期から華東師範大学に留学している渡邊君と、福島県の上海事務所でインターンシップをさせていただきました。具体的には毎週火曜日に事務所に訪問し、福島県の観光事業のお手伝いをさせていただきました。一番印象に残っているのは、「体験日本」というイベントに参加させていただいたことです。「中国人に日本を知ってもらおう、福島に来てもらおう」といった活動で、赤べこの着ぐるみを着て福島を紹介しました。中国の人に赤べこの絵付けを体験してもらったり、観光パンフレットを配ったり、現在の状況について説明したりなど、福島の観光について少しはお手伝いできたかなと思います。このインターンシップを通じて、福島県上海事務所の存在を知り、職員の方ともお知り合いになることができ、また、福島の観光についても興味を持つようになりました。


▲赤べこの着ぐるみを着ました   

日本語教師

 短い期間ではありましたが、上海で日本語教師をやりました。日本語を中国人に教えるというものでしたが、それにも中国語力が必要だということを実感しました。一対一で、中国語も教えてもらいながらやりました。