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【中国】留学レポート②

【派遣先】華東師範大学   【留学期間】2017年2月~2018年1月
人間発達文化学類3年 本田 理沙

経験したこと、得たこと

旅行

 中国という広大な土地に来たからには、とにかくいろいろな場所に行ってみる、というのを目標としていました。前期は杭州、蘇州、北京、夏休みは四川、雲南、後期は南京、桂林、ハルビンに行ってきました。日本の約26倍もある中国なので、全ては回りきれませんが、いろいろなところを見ることができたと思います。
 個人的に印象深いのは、最後に訪れたハルビンです。ハルビンは中国最北端にある黒龍江省の省都で冬になるとマイナス30度が当たり前です! そんな極寒の地に何しに行ったのかというと、氷祭りと、氷雪大世界をみるためです。私は以前この中国留学レポートでハルビンに行った先輩がいる、ということを知り、それに感動し、中国に留学中に絶対ハルビンに行って氷祭りを見る!と決めていました。

 私はいつものように一人でハルビンに降り立ちました。しかし、空港に着いたとたん、寒すぎて、これは失敗したな、と思いました。マイナス30度の地に一人で来たので、体感温度はさらに低く、耐えられません。一応中国のネット通販、淘宝(タオバオ)でジャンパーを買い、靴や手袋を準備していったのですが、それでも十分ではありませんでした。
 荷物が多かったので、空港からタクシーで町の中心地に行ったのですが、その運転手にまんまと騙されました...タクシーの運転手はまず、「そんな恰好じゃだめだよ!」と言い、防寒具が売っている卸売店に連れて行ってくれました。卸売店というので安い!という感覚と、ものすごく寒くかったため、そのまま連れて行ってくれるならラッキーだと思ったのですが、その品は安くはありませんでした。店の人に「高すぎる!」と言ったのですが、「代わりにホッカイロを大量にあげるから」と言われたので、買ってしまいました。後からデパートで同じものを半額以下の価格で発見したときは衝撃でした...(泣)。私は中国で初めてこういうことに出会いました。ハルビンの寒さに付け込んでくるタクシー運転手は絶対に許せませんが、私はハルビン自体は大好きです!

 そのような出来事はありましたが、私の一番の目的である氷祭りを見ることができたことは満足でした。ずっと見たいと願っていたので、とても嬉しかったし、ゲストハウスもとても良かったです。そこで知り合った人ととても仲良くなれました。氷祭りもゲストハウスで知り合った友達と一緒に行きました。夜は更に厳しくなり、スマホの電源が落ちるといったこともよくありました。凍えるような寒さでしたが、氷祭りは本当に綺麗で、ああ、ハルビンに来てよかったなあと心から思いました。次の日はゲストハウスで知り合った友達合計8人で雪郷にでかけ、雪山を6時間歩き、一泊してさらに仲良くなり帰ってきました。
 また、ハルビンの街並みは本当に素敵です。ロシア人技術者が流入してきたことにより発展を遂げたそうで、市内には教会などがあります。西洋風の街並みでおしゃれな中央大街は、中国にいるという感じが全くなく、異国の雰囲気を楽しむことができます。
 私は基本一人で旅行してきましたが、行く先々のゲストハウスで出会った人と友達になり一緒に行動することが多かったです。そのおかげで中国語の力もついたと思っています。


▲夜景がきれいな中央大街


▲ハルビン氷雪大世界 全部氷でできてます

友達との出会い

 後期、寮ではルームメートにも恵まれ、韓国人の同い年の女の子と仲良く半年間暮らしました。よく一緒にご飯を作って食べたりしました。また、年末には韓国人や華僑の友だちと日本人で日本流年越しとお正月を楽しみました。前期に会った中国人の女の子とも仲良くなり、一緒に上海ディズニーに行ったりもしました。華東師範大学には、闵行(ミンハン)キャンパスに日本語学部があるので、日本語を学びたいと言う中国人との出会いも多いです。

二胡

 一年習った二胡ですが、簡単な曲を弾けるようになりました。日本でもやりたいと思ったため、二胡を買って帰りました!韓国人の友人と受けていたのですが、先生が私たち生徒のことを気にかけてくれて、家に招待されたり、二胡の楽譜の本を頂いたりしました。

フルマラソン完走

 11月には上海国際マラソンに出場し、初のフルマラソンに挑戦しました。3万人もの人が参加する大きな大会で、記録はまずまずでしたが、目標としていた完走することができたので満足です。

ソフトボール

 後期から、日本人のソフトボールチームに入りました。ソフトボールはずっと続けてきたスポーツで、また、上海ではそんなに運動する機会がなかったので、知り合いに誘っていただきやることに決めました。このチームに入り、土日は体を動かすようになりました。また、ソフトを通して上海駐在員の方とも仲良くさせていただきました。

最後に

 ご飯が最初は合わなかったり、言葉の壁もあって大変なこともありましたが、私が中国で得たことはたくさんあります。語学力はもちろん、色々な国の友達ができたり(といっても私はアジア中心でしたが)、トラブルが発生しても、「解決できる、大丈夫!」という謎の自信がついたり、何もかも日本より大きい中国の建物、道路などに驚いたり...。中国には日本より発展しているところや便利なところがたくさんあり、持っていたイメージが180度変わりましたし、福島県上海事務所の方や、駐在員の方と知り合って、上海で仕事をしている日本人がとても多いということが分かったこと、やはり私は海外に興味がある、ということを再確認できたこと、などなど、数え切れません。
 今後はこの経験を生かしてまた海外と接点を増やしていきたいと思います。「中国か...」と最初は思いましたが、思い切って行ってよかったです。物の見方、考え方が変わったように思います。これからは中国関係の授業を履修するなど、より中国に精通していきたいと思うようになりました。
 私はいろいろ迷いましたが、5年で卒業することに決めました。留学経験を生かしてアルバイトや授業の選択をしたり、進路を考えていきたいと思います。中国とかかわりのある仕事をするという新たな目標に向けて頑張っていきたいです。