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【オーストラリア】交換留学中間報告

【派遣先】クイーンズランド大学 【留学期間】2018年2月~派遣中
共生システム理工学類3年 荒井 佳史

 ようやく期末テストも終わり、無事に冬休みに入りました。私が現在通っているクイーンズランド大学を訪れるのは、昨年の短期語学研修以来2回目で、前回お世話になったホストファミリーや、日本語サークルのWasabiの友達が、あたたかく出迎えてくれたことが本当にうれしかったです。
 
 今回の留学の目的は、自分の英語の能力を伸ばすこと、自分の専門分野にしたいと考えている細胞生物学や神経科学に関する知識をもっと深めること、そしていろんなことに挑戦することです。
 
 2月の中旬に留学生向けのオリエンテーションが終わり、ずっと楽しみしていた授業がいよいよ始まりました。これまで、ある程度英語の論文を読んだり、英語で書かれた細胞や遺伝子に関する本を読んだりしていたため、単語などは大丈夫だろうと楽観視していました。しかし、いざ授業が始まると今まで見たことがない単語がたくさん出てきたり、授業を担当している講師の話すスピードが速すぎたりして、授業についていくことがほとんどできませんでした。
 
 それでも、3~4週目あたりからなんとなく授業の感覚をつかめるようになってきました。このままなら私でもどうにかなるかな、と思っていた矢先に、課題や実験などが始まり、さらに忙しくなりました。特に、バイオインフォマティクスの授業では、実験も同時に始まり、予習などをして困らないように準備をしていましたが、いざ実験が始まり途中でつまずいてしまうと、一体どこがおかしいのか、何から手を付けていいのか全くわからず、思ったよりもはるかに時間がかかってしまいました。なによりも辛かったのは、明らかにその日から課題を始めたと思われる現地の学生が、課題を終わらせて実験から抜け出していくことで、自分の英語の能力や、情報処理能力はまだまだだな、と痛感させられました。

 そのように授業や実験で忙殺されていた前半でしたが、気づくとセメスターの中間休みに入り、友達と急きょメルボルンに旅行に行くことになりました。メルボルンは芸術とカフェの街で知られており、友人と一緒にカフェ巡りやストリートアート巡りをして楽しみました。メルボルンはオーストラリア第2の都市で世界の住みやすい都市ランキングで7年連続1位に輝いた都市でもあります。ブリスベンではバスやフェリーが発達していますが、メルボルンはトラムがたくさん走っていたり、ブリスベンにはないゴシック建築の大聖堂が2つもあったりして、ブリスベンとは全く雰囲気が異なり、とても楽しかったです。また、メルボルンの市内から少し離れたグレートオーシャンロードにはレンタカーで行き、海外で車を運転するという貴重な体験もすることができました。

 

 つかの間の中間休みも終わり、第一セメスターの後半が4月の中旬から始まりました。中間テストもなんとかそれなりの点数を取ることができ、後半はもっと復習に力を入れて頑張ろうと思っていましたが、4科目中3科目の実験が毎週あり、結局実験に追われる後半となってしまいました。それでも、福島大学にはない最新の設備で、アセチルコリン受容体の染色や、3Dイメージの作成などをすることができ、交換留学の醍醐味を味わうことができました。
 
 また、忙しいなかでもフォーマルパーティなどに参加する機会があり、日本と欧米文化の違いなどを肌で感じることができました。初めのうちは億劫で、なかなか人に声を掛けることができませんでしたが、実験やパーティなどを通して、少しずつ人に声を掛けられるようになった気がします。

 クイーンズランド大学での最初のセメスターが終わり、自分の成長を感じる場面もありました。しかし、チュートリアルの中でまだ十分に発言することができなかったり、実験のプレゼンテーションでもうまく質問に答えられなかったりするなど、なにかと悔しい思いをする機会が多いセメスターでした。これには単に自分の知識不足なども関係していますが、自分の英語の能力の自信のなさも一つの大きな要因の一つだと考えています。

 そこで、次のセメスターでは自分の英語に対してもっと自信をつけるために、チュートリアルで積極的に発言すること、わからないことがあったら授業の終わりに講師に聞きに行くなど、積極的に色々な人に関わり、英語を使う場面を、もっと増やしていきたいなと思います。また、日本に帰るころにはIELTSで大学院留学に必要とされるバンド7を取ることを目標にして、これから勉強を頑張りながら、より充実したセメスターを過ごしたいと思います。