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留学体験記

【韓国】CAU International Summer Program に参加して

【派遣先】中央大学 【留学期間】2018年8月
経済経営学類 O.Aさん

 
研修内容

期間 約3週間 (7/31-8/19)
MajorA : 韓国語クラス(Basic or Advanced)
MajorB : 文化体験クラス(板門店、漢江クルーズ、ロッテワールド等の観光 加えて教授による韓国史・経済・文化授業)

MajorB、MajorA( Basic)の説明は英語。私も含め韓国語ができない人も多いため、会話も英語ですることが多かった。

課題等

GLAMグループで「韓国と自国の比較」について考え動画を作成
MajorB(受講者対象)学んだこと、自国の比較で1000字の英語レポート
プログラム振り返りの感想 Word 1ページ分程度

生活

大学周辺に飲食店が多く、食べ物には困らない。学食も一食280円程度。
交通の便も良く、明洞、ソウル、弘大にアクセスしやすい。
寮(すごく綺麗)は2人部屋外国籍の参加者とシェア。

参加者国籍

中国・台湾・香港・モンゴル・インドネシア・マレーシア・ベトナム・シンガポール・アメリカ・イギリス・ドイツ・日本・韓国

感想

 試験期間の都合上、途中参加で始まったプログラムでした。最初から参加できないことで不安はありましたが、中国人のルームメイトをはじめ参加者が皆フレンドリーで、すぐに馴染め、とても充実した生活を送ることができました。手続きが少し手間で参加を迷っていたプログラムでしたが、今では参加して本当に良かったと思っています。

 このプログラムを通して韓国語はもちろんですが、英語を使う機会がたくさんありました。経験から積極的に会話することが大事だと学んだため、今まで以上に自分から外国の人に英語で話しかけました。非英語圏から来ている人が多かったため、少し気軽に英語を使うことができました。自分でも想像以上に多くの国の人と関わり、友達を作ることができたことが、このプログラムに参加して良かったと思う一番の理由です。英語でのコミュニケーションを通じて、今までの英語学習の定着が実感できたとともに、欠点も見つけることができ、より英語力向上を目指したいと思う契機となりました。

 韓国語はまだまだ未熟なため、Basicクラスを受講しました。しかし、1セメの非英、韓国語の授業で学んだことと同じ内容だったので復習という形での受講でした。そのため積極的に韓国語の先生と会話をして、韓国語の向上に努めました。
 また、お店での注文や商品購入の際に、店員さんと韓国語で会話することもでき、韓国語力も身についた実感も得られました。韓国で過ごしながら英語、韓国語共に向上することができ、とてもよい体験だったと思います。

 MajorBでは韓国旅行に行ってもなかなか行かないだろう、板門店、DMZを見学できたり、1泊2日で江原道を観光したり、ソウルタワーに行ったり、NANTA鑑賞、国立博物館...楽しくない日がありませんでした。教授の講義を英語で聴講するのは少し辛い部分もありましたが、内容はどの国から来ても関心が持てる内容になっていて、全ては理解できませんでしたが、部分的に理解でき興味深いものもありました。

 このプログラムに参加したのは約135人。多国籍の人と同じ空間で過ごすことのできる空間はあまりないと思います。今思うと、とても貴重な空間にいたと感じています。たくさんの外国の友達と知り合い、自国に帰っても、SNSを通じてなお会話ができる友人がいる。行く前は大きかった不安も、帰る頃には充実感、自信、満足感に変わっていました。迷うならとりあえずやった方が良いと学びました。
 大学生はじめての夏季休暇、充実した日々を過ごすことができ、良いスタートを切ることができたと思います。これからまだ数回ある大学生の休暇期間を有効に活用していきたいです。