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【オーストラリア】クイーンズランド大学 研修レポート

【派遣先】クイーンズランド大学 【留学期間】2018年8月~9月
経済経営学類1年 小俣 健人

 

 今回は私にとって初めての語学研修とホームステイであり、貴重な経験を得ることができ、またその経験の中で学べたことがいくつかありました。

 まずは語学の面です。オーストラリアでは筆記能力よりも会話を重視していると感じました。研修初日に、何よりもまず会話を続けることが語学力の向上に必要だと先生から言われました。そしてスピーキングの授業だけではなく、ライティングとリスニングの授業の時にも頻繁に会話する時間が設けられていました。ホストマザーにもコミュニケーションは行った分だけ自分の力になると強調され、試験などで筆記能力が重視されている日本とは異なっていると思いました。もし英語が話せるようにさせることが日本の英語教育の目標ならば、学校の授業にはスピーキングがもっと必要なのではないかとも感じました。同じクラスの日本人の中でも、筆記能力はあるのに会話が苦手だという人が何人かいました。

 加えて会話の中で、同じ英語でも国によってかなり話し方や発音が異なることがわかりました。例えばオーストラリアはdayを「デイ」と読まずに「ダイ」と読んだり、イギリスではよく子音の前の「r」の発音が省略されたりします。また、言葉のなまりも国によってはかなり特徴的で、特に何人かのアラビア地方の人はひと言ひと言をかなりの巻き舌で話す上に声量も大きくはないので聞き取りが大変でした。

 次に、オーストラリアについてです。オーストラリアでは昼間は仕事や学業に専念し、夜間は休むことが習慣になっており、そのため日本と比べて閉店時間が早く、平日でも五時を過ぎるとお店が閉まりだし、夜はスーパーやコンビニとバーくらいしか開いていません。休日に至っては午後の三時ごろに閉店していたり、一日中閉まっているのが普通でした。私は、平日は大体夕方の六時に帰りのバスに乗っていたのですが、その頃には帰宅する人でバス停に長蛇の列ができていました。私は改めて日本がいかに遅くまで働いているのかに気づきました。一概には言えませんが、日本では通勤途中や帰宅途中に電車やバスの車内で疲れているせいか居眠りをしている人をしばしば見かけますが、オーストラリアではほとんど見ませんでした。

 もし空いた時間にお酒を飲むために飲酒店へ入ろうとすれば、必ず警備員が入り口に立っており、パスポートをチェックさせられます。さらにLock Outといって午前一時半以降は飲酒店に入店できない法律が制定されており、お酒に関してはとても厳しい国です。特にカジノはもっと厳しく、パスポート確認と服装まで確認されて、華美であったりカジュアルだと入店を断られます。ここまで厳しいと、夜はカジノが一番安全かもしれません。日本もこれくらい厳しいほうがいいのかもしれません。そうすればきっと未成年と知らずに一緒に飲酒してしまったり、飲みすぎたりするような事件は減るのではないでしょうか。

 最後に、ホームステイでの生活についてです。まずご飯は私のホームステイ先の家族は西洋系のオーストラリア人でしたので、朝食はパンかシリアル、昼食は自分で買って食べていたのですが、ほとんどのものはかなりボリュームがありました。夕食は日本で多くみられるごはん、おかず、汁物と別々に分かれているようなものではなく、肉や野菜がたくさん盛られたワンプレートでとても美味しかったです。またオーストラリアには食後は家族とテレビを見る習慣があるらしく、時々一緒にテレビを見ました。次に水についてです。日本のように水道水は飲めず、スーパーなどで買うか水飲み場で汲む必要があります。また、日本は温暖湿潤気候で水が豊富ですが、オーストラリアは乾燥帯でほとんど毎日晴れているため、水資源が貴重です。これは家庭によって違うのですが、シャワーの使用時間や洗濯の回数が決められていたりします。

 今回の研修を通して、日本とオーストラリアの違いに目を向けることができたことがわたしにとって最も有意義なことであると思います。機会があればオーストラリアだけではなく、他の国へ行って日本との差やその国の独自の文化を体感したいです。