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留学体験記

【中国】面白い国中国

【派遣先】華東師範大学 【留学期間】2018年9月~2019年7月
人間発達文化学類 S.Rさん

 

授業について

 私が今華東師範大学で受講している授業は普通コースだ。8時45分から11時45分まで90分の授業を一日に二つ受けている。私のクラスは大体22人前後で韓国、日本、アメリカ、イギリス、フランス、スペイン、アゼルバイジャン、キルギス、トルクメニスタン、トルコ、ベトナム、ウクライナと様々な国の人々が在籍している。しかし毎日授業に来る人は10人もおらず、たまに来る人や2か月も来ない人もいる。先生は二人おり、一人の先生はreadingとlisteningを担当、もう一人の先生はspeakingを担当している。授業では時に携帯を使って問題を解き、先生がパソコンの機能でランダムに2、3人のグループを決める。日本よりも授業中に電子機器を多く使用している印象だ。また、授業中は多くの人が先生に質問をしているため、クラスの人数などの条件は違うが、日本より自主的に学ぼうとしている人が多い印象がある。


中国の街の様子

 中国はキャッシュレス化が進んでおり、携帯だけを持って外出する人は多くいる。勿論、現金のみ対応のタクシーやお店もあるが、ほとんどが「Wechat pay(微信)」「Alipay(支付宝)」に対応している。キャッシュレスのためレジにかかる時間は日本に比べてとても短い。また二人以上で外食をしたときは誰か一人がまとめて払い、他の人はその人にWechat payまたはAlipay を使って送金する。お年玉も多くの人はこれら二つを使い送金する。また中国のコンビニ、スーパーは基本的にレジ袋がついておらず有料だ。

 また、中国はレンタルサイクルが街中にある。乗りたい人が自転車についてあるQRコードをスキャンし、鍵が解除され、乗車可能になるという仕組みだ。料金は30分8円から17円である。また、中国は出前が盛んだ。大手出前サービスとして「饿了么」「美团外卖」がある。アプリを使い注文すると、自分の登録した住所まで配達員が届けてくれる。メニューには予め配達時間が書いて有り、配達スピードも速いため、多くの人が利用している。そのため街中には出前の配達員の姿が多く見受けられる。因みに果物や飲み物なども出前でき、メニューの種類は豊富だ。


 次に交通について紹介する。上海のバスは一回の乗車はどこまで乗っても一律32円であり、乗るときに交通カードをタッチすれば降りるときにカードをタッチする必要はない。地下鉄は初乗り料金が6キロまで52円10キロごとに16円加算される仕組みだ。上海の街中は日本に比べてバイクがとても多い。そしてクラクションを鳴らす人が多いため日本より賑やかだ。そして道には日本に比べてかなり多くのゴミ箱がある。また、清掃員も多いため道路や歩道はそれほど汚くない。そして、上海で生活していて大気汚染が酷く、マスクをしないと生活できないような日が訪れたことは一度もない。特に上海の夏においてほぼ空気汚染を感じたことは個人的になかった。冬が訪れた今、徐々に空気汚染度が高くなり、遠くのビルが見えづらくなっているのを感じている。これに対して上海市は対策を行っており、電気バスを相次いで投入させている。

私が在籍しているキャンパスには700名以上の留学生がおり、寮も留学生用の寮に住んでいるため、様々な国の人と毎日触れ合うことができる。キャンパス内には沢山の中国国籍の人がいるが、授業や寮には留学生しかいないので自分から何か交流をしなければ中国人の友達が多くなることはない。また、日本人が120人ほどおり、日本人と一緒にいればほぼ日本と同じような生活を送ることも可能。また、留学生同士で英語を話す人は多くいるため、中国語と英語同時に学びたいという人にこのキャンパスは適している。

言語力の上達について

最初の授業の時、先生の話が5、6割程しか聞き取れなかったが、3か月経った今では先生の話が難なく聞き取れるようになった。しかし、未だ現地の人とコミュニケーションをとることが難しい場合は沢山ある。12月2日にHSK(中国政府公認の中国語検定)4級を受け最近合格したことが分かった。留学が終わる来年の7月頃にはHSKの最高級である6級を取得できるよう引き続き楽しく勉強していきたい。

中国の人たち

 私は中国に住んでみて、中国の人は"感情の赴くままに生きている"と思った。勿論、私はこれを肯定的にとらえている。なぜなら中国の人は人間味が溢れていて、とても魅力的だと個人的に思うからだ。私は日本で"周りの人に迷惑をかけないように"と生きてきたため、余計にこのように思う。上海の街中では、大声で歌いながらバイクに乗っている人や、早朝に機械で音楽を流しながら一人で踊っている人が多くいる。近くのスーパーではたまに店員さんが大声で喧嘩をしているほどだ。話は変わるが、中国の地下鉄で子連れの人やお年寄りが入ってくるのを見ると中国の人はすぐに席を譲る。また、友達を家に招いたり、中国を案内したりしてくれる時はこれでもかというくらいにおもてなしをしてくれる。中国に行ったことがないが、中国を嫌っている日本人はこのような中国の人の姿を想像できただろうか。中国の人口は日本の人口の約10倍だ。マスメディアの情報や日本で見た中国の方たちだけを見て中国の人を判断しないでほしい。