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【ハンガリー】留学中間レポート

【派遣先】カーロリ・ガーシュパール・カルビン派大学   【留学期間】2018年9月~派遣中
現代教養コース3年 浅尾 風薫

 

 

はじめに

 こんにちは。私は、現在、ハンガリーのブダペストにあるカーロリ・ガーシュパール・カルビン派大学(以下、カーロリ大学)に留学しています。9月から始まった留学生活は、早くも3ヶ月が経ちました。大変なこともありますが、それ以上に楽しいことがたくさんあり、充実した留学生活を送ることができています。今回は、ハンガリーでの生活について皆さんにお伝えできればと思います。

 

ドナウの真珠、ブダペスト

 皆さんは、ハンガリーという国についてどのくらいのことを知っているでしょうか?私自身、ハンガリーに留学するまでは、国名を聞いたことがある程度で、あまりよく知りませんでした。おそらく、日本ではあまりなじみのない国だと思います。

 ハンガリーは、ヨーロッパの東側に位置する国で、7つの国に囲まれた内陸国です。EUに加盟していますが、通貨はハンガリー独自のフォリントという通貨が使われています。言語は、ハンガリー語です。また、ハンガリーはヨーロッパ有数の「温泉大国」として知られています。ハンガリーの温泉の雰囲気や温泉に入るスタイルは日本とは少し異なりますが、歴史は古く、建物や内装の豪華さは素晴らしいものです。

 そして、私が生活を送っているのが、ハンガリーの首都ブダペストです。ブダペストの魅力はなんといってもその夜景です。夜になると、街全体が綺麗にライトアップされ、幻想的な世界が作り上げられます。街の中心を流れるドナウ川にもその夜景が映し出され、その美しさは宝石箱の中に自分がいるような感覚になります。その美しい夜景は、「ドナウの真珠」と呼ばれ、多くの人を虜にさせています。

▲ハンガリーの国会議事堂の夜景。ハンガリーの国会議事堂は、この美しさから代表的な観光スポットになっています。

▲聖イシュトバーン大聖堂の前の広場で行われているクリスマスマーケット。クリスマスの時期はこの他にも様々な場所でクリスマスマーケットが開かれています。

 

学校について

 私はカーロリ大学で、人文学部に所属しています。その中で日本人は英語学科と日本語学科の授業を取ることができます。私は、主に英語学科で開講されている留学生向けの授業を取っており、もちろん全ての授業を英語で受講しています。私は英語力がほぼない状態で留学してしまったため、授業についていけない時もありましたが、先生方はとても優しく授業も楽しいものばかりで、なんとかやっていくことができています。また、いくつかの授業は少人数で受講生がほとんど留学生というものがあり、そのような授業では、授業の内容だけでなく様々な国の文化や歴史なども知ることができます。ある授業では先生の提案で、毎週生徒がそれぞれの自国の料理やお菓子を持参してみんなで食べるというものもあります。

 また、私はハンガリー語初級の授業を取っています。この授業は、全員が留学生です。そして、ほぼ全員がこの授業で初めてハンガリー語を勉強します。そのため、最初はハンガリー語の挨拶から始まり、自己紹介の仕方、数の数え方などを学んでいきます。この授業では、全員のスタートが一緒であるため、クラスメート同士で助け合いながら勉強することができます。ハンガリーに来た当初は、ハンガリー語のありがとうすら知らない状態でしたが、今では挨拶や自己紹介ができるようになりました。ハンガリー人にハンガリー語を使うと、相手が嬉しそうにしてくれるので、ハンガリー語を勉強してよかったと思いますし、私まで嬉しくなります。

 この他に、日本語学科の授業にも参加しています。日本語学科の授業は履修しているわけではなく、日本人ゲストといった立ち位置で参加しています。授業では会話相手になったり、日本文化や福島の紹介をしたりしています。日本語学科の授業に参加したことで、ハンガリー人の友達をたくさん作ることができました。彼らにはハンガリーや学校のことでわからないことを聞いたり、ハンガリー語や英語を教えてもらっています。それに対して、私は授業外でも日本語を教えたり、これから日本に留学する学生に日本について教えたりするなど、とてもいい関係を築くことができています。

▲カーロリ大学のキャンパスの1つです。このキャンパスでは主に英語学科の授業が行われています。

 

生活について

 私は、カーロリ大学の寮に住んでいます。1部屋4人で、キッチン、トイレ、シャワーなどは同じフロアの人で共有です。ルームメイトは、だいたい同じ国籍でまとめられていますが、今回寮に住む日本人は私が1人だったため、私はアメリカ人3人と一緒です。日本人が1人なのは、寂しく思う時もありますが、寮に住むアメリカ人、韓国人、ハンガリー人みんなが話しかけてくれたり、夜ご飯に誘ってくれたりするので、楽しく過ごすことができています。また、日本人がいないため、使う言語が必然的に英語になります。一緒に生活を送る上で、会話をしないということは無理なので、英語を話す機会にもなりとても恵まれた環境です。

 寮から学校に行くときは、トラムやメトロを使って通学しています。定期は、バス、メトロ、トラム全てに乗ることができ、学生料金で1ヶ月3,450フォリント(約1,350円)です。ハンガリーの物価は、西側のヨーロッパの国や日本と比べて安いと感じます。スーパーで食材を買って自炊をすれば、かなり抑えることができます。物価が安い上に、公共交通もしっかりしていて、近くに大きなショッピングモールやスーパーもたくさんあるため生活で困ることはありません。治安も全体的によく、とても暮らしやすいです。

▲カーロリ大学の寮。

 

終わりに

 3ヶ月経ち、時の流れの速さに驚いています。この3ヶ月でしっかりと努力し、自分の成長のために行動できていたかと聞かれたら、そうではなかったように思います。英語も前と比べてできるようになったのかと言われたら、まだまだです。このままでは、何も変わらずにあっという間に留学生活が終わってしまいます。これからの留学生活は、恵まれた環境にいることを改めて感じながら1日1日を大切にし、怖がらずに様々なことに挑戦し、自分自身を成長できればと思います。