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【中国】重慶理工大学 留学最終レポート

【派遣先】重慶理工大学   【留学期間】2018年9月~2019年6月
経済経営学類4年 渡辺 彩

 皆さんこんにちは。だんだんと暑くなってきましたね。帰国から一か月が経とうとしているなか、このレポートを書いております。2018年の9月から2019年の6月まで、一時帰国の期間を除くとおよそ9か月の留学生活を終えたわけですが、長いようでとても短いものでした。ここでは、先月友人と訪れた北京・内モンゴル旅行について、そして帰国直前に受験したHSK(汉语水平考试)について。それから留学全体を振り返って感じたことを記述したいと思います。

 

 まずは北京・内モンゴル旅行について。こちらには上海に同じく留学していた福島大学の学生に誘ってもらい、二人で旅行に行ってきました。北京は言わずと知れた中国の首都です。北京と一口に言っても結構広く、中国には「僕らは北京の西側と東側に住んで遠距離恋愛をしている」なんてジョークがあるくらいです。実際地下鉄で移動したのですが、結構時間がかかって、北京の大きさを身を以て体感しました。

北京市内には天安門広場や故宮、円明園などの有名な観光地が密集しており、どこも観光客でいっぱいでした。北京は重慶と比較すると地下鉄やバスなどの交通網がさらに本数が多く、便利だと感じました。ICカードを購入してスマホのアプリで登録すれば、ICカードからでも、スマホのQRコードからでも支払いをすることができます。

そして感銘を受けたのが、電気自動車のバスが多いことです。このバスは普通のバスの車体の天井部分に電車のパンタグラフ(電線とつながっている◇の形のやつですね)みたいに、アンテナがあります。道路の上に張り巡らされた電線に、時折このアンテナをひっかけて運転していました。これは運転席側から操作ができるようで、場所によって折りたたんだり伸ばしたりしていました。

内モンゴルには日本人・韓国人向けの団体ツアーの一員として参加しました。ツアーガイドのおじさんも中国語を話すので、うまく聞き取れるか心配でしたが、一般的な内容ならほとんど内容を理解することができました。内モンゴルではラクダや馬に乗ったり、中国北部の一般的な料理などがふるまわれたりしました。重慶はどちらかというと南部の都市なので、米が食べられることが多いのですが、こちらではご飯とともにパンやお饅頭のようなものがよく出されました。ぜひとも堪能したかったのですが、ちょうどこの内モンゴル旅行中にお腹を壊して、おいしそうなご飯があるのに食欲が出ない、お腹が痛いなどとてもつらい思いをしました。皆さんもご旅行の際は体調管理に気を付けてくださいね。

▲天安門前

▲内モンゴルのラクダたち

 

 

 次にHSKについてです。HSKは国際的な中国語の語学試験で、英語でいうところのTOEICみたいなものです。今回、私は5級を受験することにしました。受験の申し込みはHSKの公式ホームページから申し込みを済ませました。自分の名前や顔写真、パスポート情報、受験会場や受験級などを登録し、ネット上で支払いを済ませることができました。受験方法もパソコンを使ったものと、筆記試験とを選ぶことができ、パソコンのほうを選びました。私の時はwechatでの支払いがうまくいかなかったので、中国で作った銀行のデビットカードで支払いをしました。受験票が試験日一週間前にメールアドレスに送られてくるので、自分で受験票を印刷してパスポートとともに会場に持参します。

 試験本番は日本人が誰もおらず、卒業間近らしい他の大学の留学生たちと一緒に受験しました。とても緊張して何度も自分の回答を確認し、大学に帰った後もドキドキしていましたが、日本に帰国してからHSKの公式サイト上で合格を確認したときはとてもうれしかったです。

 ちなみに日本でもHSKは受験することができるのですが、受験方法が筆記しかないことや、会場や期日が限られていること、得点発表までの期間が長いことなどから、重慶での受験を決めました。もし受験を考えている方がいたら、中国留学中に受験することをお勧めします。日本で受験をするとしても、参考書は中国にいるうちに買うと安く簡単に手に入りやすいです。レポートの最後にHSKの申し込みサイトのURLも書いておきますので、参考にしてくださいね。

 

 最後に、留学を通して私が一番実感したことは、「とりあえずやってみること」の重要性です。私はあまり後先考えずに行動してしまうことが多いのですが、それがうまく働くことも多かったのではないかと総合的には思います。留学を決める時も、留学中でも、様々なチャンスが私たちの前には転がっています。何も準備がないから、といってそのチャンスを逃してしまうのはちょっともったいないなと思います。私自身も中国に行く前に中国語を学んだ経験は全くなく、大変苦労をしたのですが、経験がゼロだったからこそ本場の発音を学べたり、生活の中で自然に文法や単語を身につけたりすることができたな、とある意味ラッキーだったと思います。とりあえず行動してみる、というのはとても勇気のいることだとは思うのですが、ちょっとずつでも挑戦してみると、何か変わってくるかもしれません。

そして、困ったときには周りの友人や先生、家族に相談してみることも大切です。私も中国、日本の両方の友人・先生や日本の家族の助けで、充実した留学生活を送ることができました。私は周囲に頼ることがあまり得意ではありませんでしたし、留学を通して「人を頼る」ということもスキルの一つだとわかりました。これはこれからの人生でも大いに役に立つことだと思います。長くなってしまいましたが、新たな福大生が中国で様々な経験を積んでくれたらと思います。


▲先生とクラスメイトと一緒に最後の撮影

··汉语考试服务网(http://www.chinesetest.cn/ChangeLan.do?languge=jp&t=1563953690651