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【中国】退屈な日々にさようなら!上海・華東師範大学

【派遣先】華東師範大学 【留学期間】2019年9月~派遣中
共生システム理工学類2年 西森 真衣

 

 こんにちは。中国上海にある華東師範大学に9月から留学しています、西森です。11月も後半に近づき、やっと上着を羽織る機会が増えてきました。こちらは日本と比べるとかなり暖かく、10月の終わり頃までは半袖のTシャツで過ごしていましたが、ようやく秋がやってきました。

▲眠る野良猫(大学内のコンビニにて)


初めに

 ふた月半ほど経ち、街にも言葉にも慣れてきた今、私が思う中国で暮らすメリットはただ一つ、本当に自由になれることです、心が。日本では感じたことのなかった開放感。そして、日本に生まれたことに感謝できるようにもなります。今までの常識や、他人との付き合い方や、自分の将来についてなど、改めてじっくり考えるきっかけを日々、たくさんもらっています。中国について興味のある人はもちろん、中国には興味はないけれど、日々の暮らしに何となく居心地の悪さを感じている、という人にも強くお勧めの国です。

▲緑豊かなキャンパス(左)、毛沢東(右)

 

上海での生活について

 次に、上海について紹介します。一言でいうと、都会です。地下鉄・電車・バス・タクシーなどの交通手段が豊富で、加えてとっても安く、地下鉄は3~5元(1元=16円)、バスは一律2元です。さらに、中国では月額登録制の自転車乗り放題サービスが盛んです。好きなところから乗って、目的地で乗り捨てるだけという手軽さで、学生からお年寄りまで多くの人に利用されています。

▲自転車(黄色・青・オレンジの三社がある)

▲バスの座席はプラスチック

 物価は全体的に日本よりも低いです。町のいたるところに小さな食堂があり、200円でお腹いっぱい食事ができます。ペットボトル飲料は、コンビニで買っても一本100円以下。お酒も安いので、居酒屋に行って食べ飲み放題しても、一人2000円以下で収まります。(普段は勉強があるので、たまの息抜き程度に)しかし、安いというのにはやはりそれなりのクオリティー、リスクもあり、現地の人の衛星面に関する認識などは不安を感じる場面も多いです。

 でも大丈夫!それなりのお金を払えば、それなりの生活をすることも可能です。ここは日本人も多く暮らしているので、あちこちに日系スーパーがあり、みそ汁、納豆、醤油、七味などなんでも手に入ります。また、日本のチェーン店も多いので、寿司、うどん、そば、カレーなども食べられます。つまりは、郷に従えば低品質低価格、故郷を思えば高品質高価格、ということです。それでもやはり物価は低いです。


▲【左】すき家のカレ牛30元 【中】パンケーキ40元 【右】大衆食堂のチャーハン15元


留学制度

 中国への留学に興味があるあなたに、簡単に華東師範大学への留学について紹介します。

 まず、華東師範大学には、本科生と語学留学生がいます。ここは中国の普通の総合大学なので中国人の学生がたくさん通っていて、私たちは彼らのことを本科生と呼んでいます。(中には中国語が堪能な他国からの留学生もいますが、彼らも本科生です。)彼らは日本の大学生と同じように、所属する学部があり、様々な授業を履修して勉強しています。大学名に「師範」と入っているので教育学部があるのはもちろんですが、ほかにも経済学、人文社会学、法学、国際学などの文系学部や、数学、物理学、化学などの理系学部、音楽や美術などの芸術系まで全部で19学部(こちらでは"学院"となっています。)があります。

 そして、私たちのように語学留学して学んでいるのが、語学生です。授業を選んで履修するのではなく、毎日中国語しか勉強しません。(例外あり。)半年ごとに入学手続きをするので学年などはなく、中国語のスキルによって1-1、1-2、1-3、2-1、2-2...とクラス分けされ、半年間自分の所属するクラスで勉強します。クラスメートと担任の先生がいる様子は、高校のHRのようです。世界各国、いろんな経歴を持った人たちとクラスメートになれるので、国際交流にもなります。(中国語のレベルが低いクラスほど、公用語が英語になり、先生も英語で授業をします。)

▲授業風景

▲中間試験の後、先生も交えてクラス会

 先ほど中国語の授業しかない、と書きましたが、私は現在中英バイリンガルコースというところで午前中は中国語、午後は英語の授業を受けています。せっかく英語を使う機会が多いのだから、英語力も伸ばしたい、と思ったからです。ほかにも中国語強化コースや、英語が得意な人にはGCPプログラムというコースもあるので、自分の目標に合わせて選んでみてください。

 

終わりに

 各国からの留学生と交流していていつも本当に驚くのは、みんな当たり前に英語が話せる、ということです。日本にいたときは「英語が話せる=すごい」という感覚でいましたが、上海へきてみて、世界では「英語が話せない=なぜ?」という認識のほうが強いと感じました。ペラペラ話せる必要はないですが、相手の話をしっかり聞き取ること、質問に答えられること、相槌が打てること、は必須です。(私は全部できないので修行中です。)ここでは、日本語で書かれた参考書を手に入れるのは大変難しいので、日本から英語辞書、文法書など持参するのがおすすめです。

 中国にいるので、この国の言葉や文化を学べるのはもちろんですが、留学生が多い環境のおかげで国際交流ができ、さらに物価は低いという、いいこと尽くしの留学先です。視野が広がっていく感覚、広い世界を知って自分がどんどん小さくなっていくような感覚、毎日とっても楽しいです。先入観などはいったん捨てて、新鮮な気持ちで、自分のこれからの人生について考え直してみませんか。