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留学体験記

【韓国】6か月レポート

【派遣先】韓国外国語大学 【派遣期間】2019年9月~2020年2月
経済経営学類 O.Aさん

  

 留学開始から早くも半年が経ちました。季節は留学開始した秋から冬に変わり、寒い日が続いています。暖冬の影響か龍仁キャンパスの天気は朝氷点下2桁にはなりますが、体感的に福島と変わらないくらい、または少し寒い程度で生活ができています。

学校生活

 12月下旬に学部の授業が終了し、大学は冬季休暇期間に入りました。学校で韓国人学生に出会う機会が少なくなり、開講までのおよそ2か月間語学堂の授業だけを受講する形の生活でした。ちなみに年末年始は日本のような休日ではないため授業は31日まであり、元日休暇、2日から授業再開でした。授業は語学堂3級に進級し、中級の授業をクラスメイト(ベトナム・フランス・台湾・ブラジル)14人と共に受講しました。

 今学期の課外授業はBIBAPというパフォーマンスショーの鑑賞でした。課外授業ではクラス関係なく、ほかの級の学生とも出会うことができます。また、学期ごとに課外授業の内容が変わるため、楽しみもあります。授業内容は前学期2級の授業と大差はありませんが、より実用的な文法等の学習でした。また試験内容もインタビュー、聞き・書き・読み、発表の3つで変わりません。しかし期末発表が役割劇になるため、チームごとに内容を考えシナリオ作成、発表という形でした。多国籍の友人と意見を出し合いまとめることはなかなかない経験なので難しさもありましたが、一緒に活動する時間が多くなったためより仲が深まりました。
▲BIBAP

▲役割劇発表

日常生活

 冬季休業期間は学校内や周辺の食堂も営業しないためコンビニやペダル(宅配)、外食などをして生活していました。バスの本数も開講期間に比べ少なくなり不便な点も出てきますが、短時間のバス移動で買い物等が可能なため生活に困る程度ではありませんでした。

 授業は午前中で終了するため午後は遊びに行ったり勉強をしたり、自分の時間を充実させることができました。韓国は寒い地域が多いためウィンタースポーツが身近に体験できるのが魅力のように感じます。観光客の多い明洞付近の市庁にもスケートリンクが設置されており、1時間1000w(約100円)で気軽にスケート体験もできました。

 また、日本に比べTOPIK試験が頻繁に実施されているため受験申請をし、この時間を利用して勉強することで、ネイティブと会話する機会が少ないときも韓国語学習のモチベーションを維持することができたように思います。


▲年越しに行った普信閣


 残り約4か月間、自分の目標・目的達成のために努力するとともに、楽しみ有意義な留学期間にしたいと思います。